2015/09/29

ツイッター

 ツイッターなるものを今更はじめたが、イマイチ勝手がわからない。 フェイスブックはリアルに繋がりのある人と、ツイッターは何か面白そうな人とって分けて使った方がいいのかな。 バンドがよくやるのは簡易的なメルマガとして告知用に利用してるって感じだろう。
 正直、僕の場合はほぼライブしてないし、音源をウザく拡散希望リツイートしまくるのは、ただうっとおしいだけだからなぁ。 音楽やってる人はツイッターやるといい、みたいな話を聞いたけど実際どうなんだろうね。 僕の場合はツイッターに固着してる時間あったら練習した方がいいくらいの力量だし。 バンド宣伝用というよりかは、ネタつぶやきとか、画像大喜利とかで完全に遊びとして暇つぶしにやる感じにしよう。 そして大喜利で面白い人いたらフォローしていく感じ。 ゆくゆくは僕のマイページが面白ツイートであふれかえるように。 そこを目標にして頑張ろう。

ん? それはそれで結構楽しそうだぞ。


2015/09/06

cocco

 自分のルーツを辿る、3回目です。 僕の大好きな狂乱のメンヘラホイホイ、あっちゃんです。 オフィシャルのプロフィール見て下さい。

 1977年 沖縄県那覇市出身
 アーティスト

 これしか書かれていない(笑) かっこいい!
アーティストって一言で十分だと思う。 coccoはアルバムのジャケット自分で絵を書いてますよね。 どうもコンニチワ! 多才だ、うらやましい! と思うだけで何一つ努力もせず、嫉妬に塗れて醜く歳だけを重ね続けている人間、桐井です。 

 新らしい曲はあまり知らないんですが、公式チャンネル久々に見ました。 老けてない! すげぇ! 音楽性はなんか変わったと思うけど、僕は音楽性が変わるアーティストの方が好きです。
 前に紹介したトラフォもインキュバスもアルバム毎に全然違うからね。 トラフォは一番最新のアルバムはブルースになってるし、インキュバスはもともとゴリゴリのミクスチャーだからね。 それでも芯は同じだから聞いてて楽しい。

 話はcoccoに戻るけど、僕はcoccoの何が好きかって冒頭に書いた通り、狂乱っぷりです。 女の人のシャウトがカッコイイと教えてくれたway out,けもの道。 けもの道は曲構成もすごいです。 あれはプログレだよ、とプログレはクリムゾンくらいしか知らないくせに適当言ってみる(笑) ラプンツェルってアルバムの1曲目なんだけど、あのアルバムが一番好きだな。 coccoのアルバムの中で一番、美と狂気が共存していて、残酷なんだけど優しいんだ。 
僕のおススメは樹海の糸です。



 北海道は石狩のロックフェス、ライジングサンで聞いたけど、全身に鳥肌が立ったよ。 またライブいきてぇ… 

 あとは歌詞がすごく好き。 多分、作詞の影響はかなり受けていると思う。 初期のcoccoの曲はなんというか、美しい中に闇というか、狂気が見え隠れしているんだよね。

 強くはかない者たち、とかネトラレソングだからね。 あのアルバムに入ってる子豚の歌が地味に好き。 好きな曲は心をエグられる歌が多いんだけど、内面に迫る感じがいい。 coccoの歌を聞いていると、取り繕ってる表面上の全てが剥ぎ取られて、醜さも美しさも、キレイも汚いも、全部さらけ出してしまったあとに受け止めてもらえる安堵感を得られる。 メンヘラっぽくて狂って見えるけど、優しい人なんだと思う。 拒食症になったのも、優しいから「そんなこと」って普通の人が思うようなことでも、どうしようもなくなっちゃったんじゃないだろうか。 本人じゃないから良くわからんけど。 なんだか元気にやっているcoccoを見ると、頑張って生きようって気がしてくる。 頑張ろう! 働いて稼いでまたライブ見にいくんだ!

2015/09/01

incubus

 
 前回は僕のバンド憧れたきっかけ、トラフォについて書きましたが、今回は大学時代にコピーバンドしてた、incubusについて書こうと思います。

 まず先に邦楽からいきなり洋楽、つまり洋ピンに目覚めたきっかけから話します。 僕はトラフォを聴いていましたが、やっぱり周りにもトラフォ仲間が欲しくて友達に勧めていたのです。
 でも皆、性の開発に興味深々で毎日エロいことばっか考えてるくせに、音楽の開発には興味ナッシングでした。
 校内放送と言えば、洋楽はオフスプ一択、邦楽はミスチルかバンプ、あとゲシュタルト崩壊して発狂するくらいにモンパチの「恋のうた」がエンドレスリピートされていました。
 そういう環境が続くうちに僕は一種の中二病、
みんなが聞いていない音楽を知ってる俺カッコイイ病」を患ったわけです。
 「だんご三兄弟が一位を獲り続けるJPOPは終わってる、クソだ」みたいな嫉妬を吐きながら。 笑っちゃうね、今の桐井の方が格段にクソだろ。

 それからは深夜にやっていた音楽番組、music.BBと○音デラックスを見漁るようになったんです。 incubusをはじめて知ったのはメガロのMVを○音で見たときで、当時アメリカがイラク戦争おっぱじめた頃。 



 その最中にこの内容はヤバい、こいつら最高だ。 と思ったんです。 若い頃って、とりあえず逆らうの好きじゃない? だから音楽もなんとなく、体制に逆らう音楽カッコイイって思ってたんです。 レイジとかマニックスとかね、日本にはそういう音楽あまりないように感じます。 メジャーどころだとタイマーズくらいだろうか? 
 きっかけはそんな感じで、CDを買い揃えていくうちにドンドンはまっていきました。 あとあと思ったのはメガロは反体制的っていうより、群衆の愚かさみたいなのを伝えたかったんだと思う。
 MVの3分30秒あたりにレコード(情報)と石油(資源)を貪る市民が出てくるのが印象的。 メガロが収録されてるアルバムは「crow left of murder」っていうんだけど、メガロが一曲目で二曲目にアルバムタイトルのクロウが続く。 群れから飛び立った一羽のカラスって意味で、その流れからアルバムのテーマに移行している。 僕はそう感じてます。 
 僕はクロウ超好きなんです。 コピバンしたときは必ずやったし、フジロックではコーラス部分をみんなで叫んだし、曲構成がまた変わってるんだけどメロがキレイだから全然違和感を感じないんだよ。 イントロからそのままAメロ、サビ、Aメロ、サビ、Bメロ、Aメロ。 なんだこの構成(笑) 最後にサビじゃなくてAメロで終わる、しかも盛り上がって終わるってすごい! 
 しかもこのアルバムは一発録音で録ったっていう全曲一発録り音源だ。 もう僕の股間グショ濡れですよ。 ボーカルがイケメンなのが相まってもう大洪水ですよ。 

 レッドロックスのライブDVDのsick sad little worldとかソロ中にベースのケニーがドラムセット組みはじめて、ボーカルのブランドンが民族楽器叩き始めて、ドラムのセスと3人でドラムセッションやり始めるからね。 DJとのボイパスクラッチとか、バラードをツインベースでやってみたりとかもう色々書きたいことが山のようにある。 もう大好き! どれぐらい好きかって、フジロックにインキュバスが来日すると知って、武道館以来まったく日本に来てなくて、これを逃したら一生見れないと思って、退職願いを会社に出して仕事を辞めてまで行ったくらいだよ。 結局そのあとも来日して、無職のまま大阪に駆け付けたけど(笑)

 インキュバスは一つの記事には収まらない。 もういっそアルバムごとに書きたいくらいだ。