2016/09/12

ビジュアルとダイエットの話


 僕にはアー写が無かったのですが、MV撮影のときにお世話になったサブカメの奥山さんがプレゼントして下さって、それがめちゃくちゃ盛れているので使っていくことにしました。


 
 MVは来年の3月頃に公開する予定です。 その頃には都内付近に転職してるので、ライブする機会も増えてくると思います。 
「納得するまでやる」みたいなカッコイイこと言いたいですが、多分納得することは一生無いので、「生活に余裕が無くなったら辞めます」にしておきます。 生々しいけど、こればっかりは仕方ない。
音楽を辞めていく人々の現実だよ。 




 写真ってすごい盛れるね、陰影だけでー5㎏くらい効果あると思う。 実物はもっと太い。 実は撮影の為にダイエットして一か月で7キロくらい落としました。 今は二か月目でー10㎏です。 ペース落としてあと5㎏落とそうと思います。 ダイエット日記とか書けば良かったかな。 僕がやってたのは週5ペースで5㎏走るor3㎏泳ぐ、それと食事制限で炭水化物を抜いて主食をこんにゃくとキャベツにし、おなか空いたらヨーグルトを食べる、夜は主に鶏肉を少量つまみにしてビール飲んで寝る、でした。 正しいダイエットかは良くわかりません。 ただ「MVに映ってる自分がデブだったら見苦しいぞ」と言い聞かせて頑張りました。 仕事中、めまいしたことが何度かあったので、あまり良いダイエット法じゃないのかもしれません。 たぶん炭水化物抜きすぎるとヤバイのだと思います。 撮影終わってから、朝だけは炭水化物取るようにしたのですが、それから体が楽になりました。 大事、米はとても大事。 気をつけながらやって行こうと思います。



2016/06/23

リリックカード

 

 リリックカードのイラストを書いて貰いました。 裏面が歌詞になってます。 これ用の曲はもうあって、サウンドクラウドにも載ってるのですが、曲のクオリティがはっきり言って絵に負けている。 

 ここからは僕の考えなのですが、僕は初めて聞く音楽、オリジナルをやっている人たちに求められているものって、カバーをしてる人よりもハードルが高いって思うんです。 先に言っておくとこれはカバーをしている人は楽だとかが言いたいわけじゃないです。 
 お客さん側が曲を「知っている」か「知らないか」ってすごく重要で、初めて聞くものってどうしても「とっつき辛さ」があって、最後まで聞く気になれない場合が多いんです。
 僕はyoutubeのスペースシャワーTVとかで最近の人のMVを見たりしますが、正直飛ばしてます。 自分ですらそうなんだから、ライブなんてもっと顕著です。 はっきり言って知らないやつのライブなんて基本的に行かないでしょう。
 例えば、いっさい情報の無いオリジナルを演るバンドを集めた対バンライブと、自分の好きなバンドのコピバンが集まった企画ライブがあったとしたら?
 絶対行くなら後者だろ。 金払って地雷踏みに行かないだろ。 僕はインキュバスのコピバン集まってインキュバスナイトやるって知ったら飛んでライブ会場に行くわ。 自分の好きなものを好きな人たちが集まってるって最高じゃないか。
 少し話それたけど、知ってる知らないは大事なんです。 そして僕みたいな全く知られていない人間は知ってもらえるかもらえないか、が重要になって来ます。
 正直、こんなブログを書いたところでグループ魂のカウント30状態なわけで、何の効果もないんですが、このリリックカードは僕にとってかなり武器になるものだと思ってます。
 知ってもらえる、興味を持ってもらえる、ちゃんと聞いてもらえる、それに繋がるチャンスを貰いました。 本当に素晴らしいイラストを描いてくれてありがとう。 イラストを描いてくれたのは歩さんです。 自分で絵の仕事を取ってやっていたり、個展を開いたりしてる方です。 桐井の様なクズとは違います(笑)
 初めてお会いしたのは札幌にあるカフェサーハビーでした。 個展で”C”というイラストを手にして、いつか頼みたい頼みたいって思ってて、依頼した時に受けてくた時、実はかなり嬉しかったです。 
 これから僕も負けないように頑張ります。 とりあえずMVの撮影とスタジオ収録が明後日、緊張してきたわ… 飛行機墜落しないといいな。 僕が死んだところでイエモンのJAMみたいな名曲は生まれないけど、桐井の迷曲も生まれなくなってしまうよ。
 それは悲しいだろ? 主にカウント30の中のおかぁちゃんがな(笑)

2016/06/14

MV作ります

 結構本格的なやつです。 結構なネガキャンなので、反感を買うだろうし、最悪訴えられるかもしれません。 そういう内容です。 ただ僕は曲げたくない気持ちがあって、許せないことが社会の中にたくさんあって、どうせ作るならそこに踏み込みたいって思ってます。 それが一番僕らしさが出るなって。 内心ビクビクしてます。 怖い、本当に怖い。 それでもやりたい方が勝る。 正直、アホだなって思う。 レーベル会社が大金使ってやるようなことを個人でやる。 もう狂ってる。 4年間も被災地で知らないオッサン達とタコ部屋で共同生活し、アホほど残業して溜めた貯金がもの凄い勢いで消えていく。 必ずもとは取ってやる! とは思っているが、今作っているMVが生憎、ギャンブルで身を滅ぼす人々を題材にしてる。 なら僕の考えはギャンブル脳そのものだろ。 同じ穴の貉じゃねぇか、何の皮肉だよ。 でも面白いよ、狂ってる方が面白い。 多分、レーベルに所属してるアーティストは絶対に作れないものを作ろうとしてる。 100%怒られるし、止められる。
 きっと僕は身を滅ぼすか、社会を憎んでいる奴らの共感を呼んで大成するか、まったく誰からも相手にされないかのどれかになる。 今のところ最後のが一番濃厚だけど、そうならないようにしたい。 どうなってもいいから、最後までやる。 一番嫌なのはやらずに後悔すること、そして撮影に協力してくれるスタッフを裏切ることだ。 僕は出会いに恵まれている。 成功させる、そして目いっぱい楽しむ。 どうせ狂うなら最高に狂おう。 

2016/06/12

一年越し




 サインを貰いました。 去年の仙台でのライブから一年越しです。 話す機会があったにも関わらず、何も話せず帰ったというチキン桐井が勇気を振り絞ってサインをねだったら、こころよく書いて下さいました。 仕事終わってからでもギリギリ盛岡のライブが間に合いそうだったので車飛ばしていきました。 行ってほんとうに良かった。 前にも同じようなこと書いたかもしれないけど、ライブ始まると会場の空気変わるんだよ。 異次元だよ。
 今からすごく失礼なことを書くけど、色んな人のライブを見てて思うことがある。 僕はその場では「すごいな」とか「カッコイイな」とか思って見ているんだけど、曲が終わるたびに周りに同調して拍手をしたりして、楽しんでるふりをしてる自分がいるんです。 そしてそれに気づいて醒めてしまうことが良くあります。 それは僕が人間的に醜悪で、他人を見下している部分があるからだと思う。 それが1割、2割ある。 それは自分も作る側で、ステージに立ちたい側であって、単純にステージを魅せている人に向けての嫉妬だ。 僕なら、だったら、って実際に代わりにステージに立ったたとしても敵わないのをわかりつつもそう思ってしまう。
 残りの8割は、多分僕がライブに求めているものが楽しさじゃないからだと思う。 楽しいライブってそんなに好きじゃないんです。 僕はみんながダイブしたり、ジャンプしたりしてる中、ただ棒立ちしてるようなタイプ。 そんな棒立ちタイプの人間には「魅了された」って感じる基準があって、それは曲の終わりに「拍手を忘れてしまう」ことだと勝手に決めています。 
 そういう感覚になれるアーティストって滅多にいなくて、僕の中では彼女たちがそうなんです。
 本物だし、ぜんぜん敵わないと思った。 ライブ終わったあとに、僕が有名になったら対バンしてくださいって台詞吐いて、音源渡して逃げるように帰るってクッソダサいことをしてしまったんだけど、真剣にそれ目指して頑張ろうと思う。 
 僕はステージから一度逃げた人間だし、もう30手前のオッサンだ。 ミュージシャンとしての伸びしろは若い人より無いし、作る曲はアナーキーでどこのレーベルも相手にしないだろう。 
「メジャー目指して、プロ目指してやってます! 応援してね」
とかクソみたいな内容をブログにだらだら書く気にはなれないし、 「頑張れば夢は叶う」みたいなのは僕が一番嫌いだからそもそもオーディションは受けない。 
 誰かにすがって音楽をやるのは違うって思うし、そもそも音楽をやるのは夢じゃないと思っている。 よくアーティストになるのが夢って語る人がいるけど、僕はズレてると思う。 表現者には誰でもなれるだろ。 ただ誰でもなれるからこそ認められるだけのクオリティがないと、継続していけるプロにはなれないだけ。 
 まずは実力つけないといけない、嘘にしたくないから。